ロブロックスで稼ぐ仕組みとは?「子供でも稼げる」の正体と危険性・年齢制限を公式資料で調べた|Switch・PC・換金

ロブロックスで稼ぐ仕組みとは?「子供でも稼げる」の正体を公式資料で調べた|Switch・PC・換金・年齢制限 副業・転職

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YouTubeを見ていたら、こんな話が流れてきました。

「ロブロックスは、ゲームなのに子供でも稼げる」

そのとき思ったのは、ひと言です。

「オレでもできるかも」

子どもが稼げるなら、大人にもできるはずです。ただ、「ゲームで稼ぐ」と聞くと、怪しい話にも聞こえます。そこで、Roblox(ロブロックス)の公式ヘルプ、ゲームを作る人向けの公式ドキュメント、アメリカの証券取引委員会に出している決算資料を、実際に読んで調べました。

結論を先に書きます。

  • 稼げるのは「遊ぶ人」ではなく「ゲームを作る人」
  • お金に換えられるのは13歳から。 しかも、稼いだゲーム内のお金が3万Robux(約1万8,000円ぶん)貯まってから
  • Switch と Steam では遊べない
  • 仮想通貨ではない
  • 危険性は「知らない大人」「課金」「詐欺」の3つ。 年齢確認と親の設定でかなり防げる

この記事は、「子供でも稼げる」と聞いて気になった大人のための記録です。


ロブロックスとは?どんなゲームか

ロブロックスは、1本のゲームではありません。世界中の人が作ったゲームが何百万本も並んでいる「ゲームの棚」です。 遊ぶのも作るのも無料です。

運営は、アメリカの Roblox Corporation という会社。ニューヨーク証券取引所に上場していて、銘柄の記号(ティッカー)は RBLX です。

見た目はレゴのようなブロックの人形で、マインクラフトのように自分で作れます。ただ、例えるならこうです。

  • マインクラフト:1つの大きな砂場。その中で遊ぶ
  • ロブロックス:いろんな人が作った筐体(ゲーム機)が並ぶ、ゲームセンターそのもの

規模も大きく、2026年4〜6月期の決算資料によると、1日に遊んでいる人は平均1億2,300万人です。日本の利用者は前年より67%増えています。※1

子どもたちは「卵を盗むやつ」を遊んでいる

身近な子どもについて聞いてみると、こう返ってきました。

「みんな卵を盗むやつを遊んでるって聞く」

調べてみると、それらしいゲームがありました。「Steal An Egg(卵を盗め)」です。ペットから卵を盗み、かえしてペットを集め、ほかのプレイヤーの卵も盗む、というゲームです。

Roblox の公開データで見ると、2026年7月25日に作られたばかりなのに、遊ばれた回数は約91億8,000万回。この記事を書いている時点で、約110万人が同時に遊んでいました(2026年10月24日)。3か月でこの規模です。 ※2


ロブロックスは Switch で遊べる?PC・スマホ・Steam は?

Switch では遊べません。Steam にもありません。 遊べるのは、パソコン・スマホ・タブレット・PlayStation・Xbox・Meta Quest(VR)です。※3

正直に書くと、ここがいちばん意外でした。

Switchで遊べると思ってた

子ども向けのゲームなら、まず Switch だろうと思い込んでいたのです。

機械 遊べるか
Windows のパソコン(10・11) ○
Mac ○
iPhone・iPad ○
Android のスマホ・タブレット ○
PlayStation・Xbox ○
Meta Quest(VR) ○
Nintendo Switch ✗
Steam ✗

Roblox の公式ヘルプには「ほかの機械ではいつ遊べるのか」という記事もありますが、答えは「今のところ詳しいことは決まっていない」でした。※3


「子供でも稼げる」は本当?ロブロックスで稼ぐ仕組み

遊ぶ人がRobuxを買ってゲーム内で使うと、作った人に70%が入り、DevExで本物のお金に換えられる

本当です。ただし稼げるのは、ゲームを「作った人」です。遊んでいるだけでは1円にもなりません。

お金の流れは、こうなっています。

  1. 遊ぶ人が、本物のお金でゲーム内のお金「Robux(ロバックス)」を買う
  2. 遊ぶ人が、どこかのゲームの中で、Robux を使って道具や特別な権利を買う
  3. そのゲームを作った人に、使われた Robux の70%が入る(残り30%は Roblox)※4
  4. 作った人は、貯まった Robux を DevEx(デベックス) という公式の両替所で、本物のお金に換える ※5

課金しない人が遊びに来ても稼げます。「Creator Rewards」という仕組みで、課金をよくする人が遊びに来ると、それだけで作った人に Robux が入ります。 ※4

ロブロックスの換金は何歳から?条件は3万Robux

本物のお金に換えられるのは、13歳以上だけです。 おもな条件は次のとおりです。※5

  • 13歳以上
  • 自分のゲームなどで稼いだ Robux が3万以上(お金で買った Robux は数に入らない)
  • 本名で申し込む(ニックネームや家族の名前は不可)
  • 両替は月1回まで。支払いは米ドル

つまり、小学生はゲームを作って Robux を稼ぐことはできても、それを現金にすることはできません。 「子供でも稼げる」は、正確には「13歳以上の子どもなら、ゲームが当たれば現金にできる」です。

3万Robuxは何円になる?

子どもが約160円ぶんの100 Robuxを課金すると、作った人に届くのは約42円

両替のレートは 1 Robux=0.0038ドル です。※6

3万 Robux × 0.0038ドル = 114ドル。1ドル156.8円(2026年10月23日)で計算すると、約1万8,000円です。

ここで、子どもが100 Robux(約160円【推測:購入価格は買い方で変わる】)を課金したとき、作った人の手元にいくら残るかを計算してみます。

  • 100 Robux のうち70%が作った人へ → 70 Robux
  • 70 Robux × 0.0038ドル = 0.266ドル → 約42円

160円のお小遣いのうち、作った人に届くのは約42円、だいたい4分の1です。 Roblox の決算資料でも、作った人たちへの支払いは、売上(予約ベース)全体の23%でした。※1

公式自身が「簡単ではない」と書いている

Roblox の公式ページには、はっきりこう書かれています。

高い要件を満たしてDevExでお金を稼げるのは、成功したクリエイターだけです。この水準に達するには通常、多くの時間・努力・技能・戦略が必要です。それでも、お金を稼げる保証はありません。(DevEx の概要ページより・筆者訳)※5

一方で、2025年に DevEx で作った人たちへ支払われたお金は15億ドル超(約2,350億円)です。※6 大きく稼ぐ人が一部にいるのは事実で、誰でも稼げるわけではない。 YouTuber と同じ形です。


ロブロックスで稼げるのは仮想通貨だから?

違います。Robux は仮想通貨(暗号資産)ではありません。

日本の資金決済法では、暗号資産を「不特定の者に対して使用でき、不特定の者を相手に売り買いできる」ものと決めています(第2条第14項)。※7

Robux は Roblox の中でしか使えず、DevEx 以外の方法で現金に換えることは規約で禁止されています。破ると両替の資格を失います。※8 なので、暗号資産の決まりには当たらないと考えられます【推測:条文の要件に照らした判断。法律の最終的な判断は専門家に】。

「Robux 買い取ります」「アカウント売ってください」「無料で Robux がもらえる」という話は、規約違反か詐欺です。近づかないのがいちばんです。


ロブロックスの年齢制限は?何歳から何ができるか

公式の年齢区分は5歳からです(Roblox Kids:5〜8歳)。そして2026年からは、年齢ごとに遊べるゲームと使える機能がはっきり分かれています。 ※14 ※19

年齢 区分 遊べるゲーム・使える機能
9歳未満 Roblox Kids 怖さや暴力が「ごく軽い(Minimal)」か「軽い(Mild)」ゲームだけ。チャットは親の許可が必要
9〜12歳 Roblox Select 「中くらい(Moderate)」まで。チャットは親の許可つき
13〜15歳 Roblox Select 同じ年ごろの人とチャットできる。ボイスチャット(声の会話)は13歳から
16〜17歳 標準 18歳以上向けを除く、ほぼ全部
18歳以上 標準 全部

(Roblox 公式ヘルプ「Understanding Age Checks on Roblox」より。2026年10月24日更新)※14

年齢確認は「顔」か「身分証」

年齢は、自分で入れた誕生日だけでは決まりません。チャットを使うには、全員が年齢確認を受ける必要があります。 ※14 ※15

  • 顔の年齢推定:カメラで顔を写すと、年齢を推定して年齢層に分ける。公式によると、画像と動画は処理のあとに消される ※14
  • 身分証:13歳以上だけが使える ※14

年齢確認をしていない人は、入力した誕生日で分けられます。9歳未満は Roblox Kids、9歳以上は Roblox Select になり、どちらもチャットはオフのままです。※14

稼ぐ・公開するにも年齢の線がある

稼ぐ話にも、年齢の線が引かれています。

  • 現金に換える(DevEx):13歳以上 ※5
  • 全年齢に向けてゲームを公開する:年齢確認が必要。13歳未満は親のアカウントとの連携が必要 ※9

利用者の年齢も意外でした。年齢を確認した人のうち、13歳未満は35%、13〜17歳が38%、18歳以上が27%。 ※1 子どもばかりと思われがちですが、4人に1人は大人です。


ロブロックスの危険性は?親が知っておきたい3つ

危ないと言われる理由は、おもに3つです。知らない大人との接触、課金、詐欺。どれも、親の設定でかなり防げます。

1. 知らない大人との接触

ロブロックスには、世界中の大人も子どもも同じ場所にいます。そこで Roblox は2026年から、チャットを使う全員に年齢確認を求め、年齢の近い人どうしでしか話せないようにしました。公式は、この仕組みを「大人と未成年のやり取りを制限するため」と説明しています。※15

海外では、子どもを守る仕組みが足りないとして、国ごと遮断された例もあります。 エジプトは2026年2月に遮断。ロシアは2025年12月に遮断し、2026年6月に解除しました。※16

日本では禁止されていません。「ロブロックス 日本禁止」と検索されることもありますが、決算資料では日本の利用者は前年より67%増えています。 ※1

2. 課金(親のカードやスマホから)

国民生活センターによると、オンラインゲームの相談は2025年度だけで6,234件ありました。寄せられた事例から、2つ挙げます。※17

  • 就学前の子どもが、使っていない親のスマホで課金していた
  • 小学生の息子が、親のクレジットカードで無断で高額課金をしていた

Roblox には、親が「1か月に使える金額の上限」を決める機能があります。ただし、注意点が3つ。※18 ※19

  • 上限が効くのは12歳まで。13歳になると上限は効かなくなります(使った額の通知は受け取れる)
  • ギフトカード(コンビニなどで売っているカード)で入れた分には効きません
  • Xbox などのゲーム機では効かないことがあります。 ゲーム機側でも上限を決めておく

3. 詐欺(無料Robux・アカウントの売り買い)

上の「仮想通貨」のところで書いたとおり、「無料で Robux がもらえる」「Robux 買い取ります」「アカウント売ってください」は、規約違反か詐欺です。※8

親ができる設定

Roblox の「保護者向けの設定」(英語の画面では Parental controls)で、次のことを決められます。※20

  • 中身:遊べるゲームの怖さ・暴力の段階を選ぶ。ゲームを1本ずつ許可・ブロックする
  • チャット:誰と話せるか
  • お金:1か月の上限、使ったときの通知
  • 時間:1日に遊べる時間。よく遊んでいるゲームも見られる
  • 友達:友達の確認、ブロック

使い方は2通りあります。親も Roblox のアカウントを作って子どものアカウントとつなぐか、子どもの機械で「親モード」を使うかです。親モードなら、親のアカウントは要りません。※20


ロブロックスのゲームの作り方と費用

作るための道具「Roblox Studio」は無料です。パソコンがあれば始められます。 ※10

  • 必要なもの:Windows 10 以降か Mac のパソコン。推奨はメモリ8GB ※10
  • プログラミング:Luau(ルーアウ)という言語を使います。ただ、Roblox Studio には公式のAI「Assistant」が入っていて、文章で頼むとプログラムを書いてくれます ※11
  • AIと組む:Roblox Studio には、外のAIとつなぐ入口(MCP)が最初から入っています。Claude Code など、同じパソコンで動くAIから、Studio の中を作ったり、試しに遊んだりできます ※12

かかるお金

段階 費用
作る 0円
自分と招待した友達(10人まで)で試しに遊ぶ 0円
16歳以上に公開する 0円
全年齢に公開する 1,000 Robux(条件を満たせば返金あり) か、有料会員「Roblox Plus」を2か月続ける、など

全年齢に公開するには、2段階認証や年齢確認、内容の評価も必要です。13歳未満が公開するには、親のアカウントとの連携が要ります。 ※9

どれくらい稼げる?計算してみた【推測】

決算資料の数字から計算すると、Roblox は遊ばれた1時間あたり、平均で約0.0129ドルを作った人たちに払っています(2026年4〜6月期の売上15億ドル × 支払いの割合25% ÷ 遊ばれた時間290億時間)。※1

これを「いつも平均◯人が遊んでいるゲーム」に当てはめると、1か月の手取りの目安はこうなります(1ドル156.8円)。

いつも遊んでいる人数(平均) 1か月の手取りの目安
10人 約1.5万円
100人 約15万円
1,000人 約146万円

(人数 × 24時間 × 30日 × 0.0129ドル × 156.8円)

全部のゲームの平均で割った目安です。 課金の仕組みが上手なゲームはもっと多く、下手なゲームはもっと少なくなります。そして、いつも10人が遊んでいるゲームを作るだけでも、簡単ではありません。

当たっても、更新しないと人がいなくなる

Grow a Garden は2025年8月に同時に2,230万人が遊んでいたが、2026年10月22日には約1万6,000人

2025年に大ヒットした「Grow a Garden」は、2025年8月に同時に2,230万人が遊んでいました。 ところが2026年10月22日に見ると、約1万6,000人。いちばん多かったときの0.07% です。※2 ※13

ロブロックスで稼ぎ続けるには、作って終わりではなく、更新し続ける必要があります。


50代の私も、ロブロックスでゲームを作り始めました

ここまで調べて、私も作ってみることにしました。副業として、です。

パソコンは Windows、AI は Claude を使っています。どんなゲームかは、まだ書きません。 真似されたくないからです。

形になったら、作る途中のこともこのブログに書くつもりです。

まとめ

稼げるのはゲームを作った人で、現金にできるのは13歳から3万Robux以上、SwitchとSteamでは遊べず、Robuxは仮想通貨ではない
ロブロックスで稼ぐ仕組み。稼げるのは作った人で70%が入り、現金にできるのは13歳から3万Robux以上
  • ロブロックスは、世界中の人が作ったゲームが並ぶ「ゲームの棚」。 遊ぶのも作るのも無料
  • Switch と Steam では遊べない。 パソコン・スマホ・PlayStation・Xbox・Meta Quest で遊べる
  • 稼げるのは「作った人」。 自分のゲームで使われた Robux の70%が入る
  • 現金にできるのは13歳から、稼いだ Robux が3万(約1万8,000円)を超えてから
  • Robux は仮想通貨ではない。 DevEx 以外での現金化は規約違反
  • 年齢で遊べるゲームと機能が分かれている。 チャットには年齢確認(顔か身分証)が必要
  • 危険性は「知らない大人」「課金」「詐欺」。 親の設定で、中身・チャット・お金・時間を決められる。お金の上限は12歳まで
  • 作る道具は無料。 AIに手伝ってもらいながら、大人でも始められる

数字や条件は、Roblox の都合で変わることがあります。始める前には、Roblox の公式ヘルプで最新の内容を確かめてください。

出典

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