疲労回復グッズを50代が試し続けて残ったもの|飲む・塗る・押す・電動の4種類と、やめた理由

疲労回復グッズを50代が試し続けて残ったもの|飲む・塗る・押す・電動の4種類と、やめた理由 体の疲れ

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首、腰、肩、目。それに、寝ても取れないだるさ。

私はこれを、ほぼ毎日感じています。理由ははっきりしていて、良く眠れないからです。

疲れを取るためのものも、これまでたくさん買ってきました。飲むもの、塗り薬、押す道具、伸ばす道具、電動のマッサージ器。どの種類も「など多数」です。

この記事は、私が買ってきた疲労回復グッズを4種類に分けて並べ、今も続いているもの・やめたものとその理由・50代が最初に1つ買うなら何かを書いた記録です。入浴剤は別の記事で扱うので、ここには入れていません。

先にお断りしておくと、ここに書くのは私個人の使った記録です。効き目の感じ方は人によって違います。医薬品は、箱と説明書に書かれた使い方を守ってください。


疲労回復グッズは何から選ぶ?まず「疲れの場所」を書き出す

疲労回復グッズは飲む・塗る貼る・押す伸ばす・電動の4種類に分かれ、それぞれ見る所が違う

疲労回復グッズを選ぶ前に、どこが疲れているかを書き出すと迷いにくくなります。 肩や首なら押す・塗る、足なら伸ばす・電動、全身のだるさなら睡眠、というように道具の向きが決まるからです。日本では腰痛と肩こりが、男女とも自覚症状の1位と2位を占めています(2022年の国の調査)。

私の場合、書き出すとこうなりました。

  • 首
  • 腰
  • 肩
  • 目
  • 寝ても取れないだるさ

ほぼ全部です。そして、ほぼ毎日です。

これは私だけの話ではありません。厚生労働省の2022年(令和4年)の国民生活基礎調査では、病気やけがで自覚症状のある人の症状を見ると、男女とも「腰痛」が1位、「肩こり」が2位でした※1。

症状(2022年) 男性 女性
腰痛 人口千人あたり91.6人 人口千人あたり111.9人
肩こり 人口千人あたり53.3人 人口千人あたり105.4人

同じ調査で、50〜59歳の「自覚症状のある人」は人口千人あたり268.8人でした※1。およそ4人に1人強です。男性は225.4人、女性は309.6人で、女性のほうが多くなっています。

私が買ってきた疲労回復グッズを4種類に分けた

インタビューで「疲れを取るために買ったもの(入浴剤以外)を挙げてください」と聞かれて、私が答えたのはこれです。

キューピーコーワゴールドやアリナミンなど多数、バンテリンやアンメルツヨコヨコ、フェイタス、タイガーバームなど多数、肩こりをぐっと押せるハテナ型の某、姿勢を正しくするやつ、筋膜リリース、足マッサージ、足マッサージ振動タイプ、腰マッサージ電動タイプ、ふくらはぎ伸ばすやつ、ゴムチューブなど多数

並べてみると、4つの種類に分かれました。

種類 私が買ったもの 今も使っているか
飲む キューピーコーワゴールド、アリナミンなど多数 続いている
塗る・貼る バンテリン、アンメルツヨコヨコ、フェイタス、タイガーバームなど多数 続いている
押す・伸ばす ハテナ型の押す道具、姿勢を正しくするもの、筋膜リリース、ふくらはぎを伸ばすもの、ゴムチューブなど多数 続いている
電動 足マッサージ(振動タイプも)、腰マッサージ電動タイプ 続いている

この表に載っているものは、全部今も続いています。 やめたものもたくさんあります。その話は後の章で。


飲む疲労回復グッズ|ドリンク剤や錠剤は箱の「区分」を見て買う

飲むタイプの疲労回復グッズは、箱に書かれた区分を見て選びます。 ドラッグストアの同じ棚に、「第3類医薬品」などの医薬品と「指定医薬部外品」が並んでいるからです。区分によって、相談できる人や説明書の扱いが変わります。迷ったら、薬剤師か登録販売者に聞くのが確実です。

私が飲んできたのは、キューピーコーワゴールドやアリナミンなどです。ほかにも多数あります。

飲むものは、ほかの種類と違って「体の中に入る」ものです。選ぶときは、箱の次の所を見てください。

箱で見る所

  • 区分:「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」「指定医薬部外品」のどれか
  • 用法・用量:1日に何回、何錠(何本)まで
  • してはいけないこと・相談すること:ほかの薬を飲んでいるとき、持病があるときの注意

一般用医薬品は、リスクの高さによって第1類から第3類まで分けられています。第1類は薬剤師だけが売ることができ、第2類と第3類は薬剤師か登録販売者が売ることができます。

同じ「疲れたときに飲むもの」でも、医薬品と医薬部外品では扱いが違います。 名前が似ていても、箱の区分は1つずつ確かめてから買うのが確実です。


塗る・貼る疲労回復グッズ|バンテリン・フェイタス・タイガーバームは説明書を読んでから

塗る・貼るタイプの疲労回復グッズは、肩や腰など疲れている場所に直接使えるのが特徴です。 私の手元にはバンテリン、アンメルツヨコヨコ、フェイタス、タイガーバームなどがあり、どれも今も続いています。医薬品として売られているものが多いので、箱と説明書の「使用上の注意」を読み、使ってはいけない場所や回数を確かめてから使います。

私が買ってきたのは、次のようなものです。

  • バンテリン
  • アンメルツヨコヨコ
  • フェイタス
  • タイガーバーム
  • ほかにも多数

説明書で見る所

塗り薬や貼り薬の説明書には、「してはいけないこと」「相談すること」が書かれています。見ておきたいのは次の3つです。

  1. 使ってはいけない場所:目の周り、粘膜、傷や湿疹のある所など
  2. 1日に使える回数や枚数
  3. かぶれたときにどうするか

押す・伸ばす疲労回復グッズ|ハテナ型・筋膜リリース・ゴムチューブ

押す・伸ばすタイプの疲労回復グッズは、電気を使わず、自分の手や体重で力を加える道具です。 私が持っているのは、肩こりをぐっと押せるハテナ型の道具、姿勢を正しくするもの、筋膜リリース、ふくらはぎを伸ばすもの、ゴムチューブなどです。どれも今も続いています。

私が持っているものは、次のとおりです。

  • 肩こりをぐっと押せるハテナ型の道具(商品名は伏せます)
  • 姿勢を正しくするもの
  • 筋膜リリース
  • ふくらはぎを伸ばすもの
  • ゴムチューブ(多数)

このタイプは電気を使いません。そのかわり、ゴムを使った道具では、やめたものもあります。 理由は、後の「やめたもの」の章で書きます。


電動の疲労回復グッズ|足・腰のマッサージ器は「医療機器」として選ぶ

電動の疲労回復グッズのうち、家庭用電気マッサージ器は、家庭で使う医療機器です。 厚生労働省は「取扱説明書をよく読み、正しく使う必要がある」と注意を呼びかけています。私は足のマッサージ器(振動タイプも)と、電動の腰マッサージ器を持っていて、今も続いています。

私が持っている電動のものは、次の3つです。

  • 足マッサージ
  • 足マッサージ(振動タイプ)
  • 腰マッサージ(電動タイプ)

カバーが破れたら使わない

家庭用電気マッサージ器について、厚生労働省は2010年に注意を出しています。**「カバーを外したり、破れた状態での使用は大変危険なため、絶対にしないで下さい」**という内容です※2。

この注意のもとになったのは、布カバーを外した状態や破れた状態で使い、衣服やマフラーが巻き込まれて窒息した死亡事故です。1999年から2010年までのあいだに、2つの機種で合わせて4件が報告されていました※2。

電動のマッサージ器は、壊れかけたまま使い続けないこと。 国の注意の中心も、この点です。

箱と説明書で見る所

  • 「家庭用電気マッサージ器」「医療機器」の表示
  • 使ってはいけない人(説明書に書かれている)
  • 1回に使う時間の目安
  • カバーの外し方・洗い方(外したまま使わない)

やめた疲労回復グッズは?電動は壊れ、ゴムは溶けてベタベタになった

電動が壊れた、カバーが破れた、ゴムがベタベタしてきたら使わない

やめた疲労回復グッズも、たくさんあります。 私が挙げたやめた理由は2つで、電動のものが壊れたことと、ゴムが溶けてきてベタベタになったことです。どちらも、道具のほうが傷んで使えなくなった、という理由です。

インタビューで「やめた理由」を聞かれて、私が答えたのはこれです。

他にやめたものは多数あるが電動で壊れたり、ゴムが溶けてきちゃってベタベタしたり

やめたもの 理由
電動のもの 壊れた
ゴムのもの 溶けてきてベタベタになった

やめどきの目安

自分の経験と、前の章の国の注意を合わせると、やめどきの目安はこうなります。

  1. 電動のものが壊れたら、使わない(直すか、買い替える)
  2. カバーが破れた・外れたマッサージ器は、使わない※2
  3. ゴムが溶けてベタベタしてきたら、使わない

疲労回復グッズは、買ったら終わりではありません。使い続けるものほど、傷みも出てきます。


寝ても取れないだるさは疲労回復グッズで足りる?睡眠の目安と相談の線

睡眠時間が6時間未満の人は男性38.5%、女性43.6%。睡眠で休養がとれていない人は25.1%

寝ても取れないだるさは、疲労回復グッズだけでは片づきません。 国の睡眠ガイドは、大人は6時間以上を目安に睡眠時間を確保し、睡眠で休めている感覚(休養感)を高めるよう勧めています。それでも改善しないときは、病気が隠れている可能性もあるので医師に相談するよう書いています。

私が寝ても取れないだるさをほぼ毎日感じるのは、良く眠れないからです。

国が示している睡眠の目安

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、大人についてこう書いています※3。

適正な睡眠時間には個人差があるが、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。

あわせて、食生活や運動、寝室の環境を見直して「睡眠休養感」を高めること、睡眠の不調が続くときは病気が潜んでいる可能性にも気をつけることが挙げられています※3。

眠れていない人は少なくない

2023年(令和5年)の国民健康・栄養調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人は、**男性38.5%、女性43.6%**でした※4。男性の30〜50歳代、女性の40〜60歳代では4割を超えています※4。

「ここ1か月、睡眠で休養がとれている」と答えた人は74.9%でした※4。裏を返すと、4人に1人は眠っても休めていないことになります。

項目(2023年) 割合
睡眠時間が6時間未満(男性) 38.5%
睡眠時間が6時間未満(女性) 43.6%
睡眠で休養がとれている人 74.9%
睡眠で休養がとれていない人 25.1%(100%−74.9%)

医師に相談する線

睡眠ガイドは、生活習慣や寝室の環境を見直しても休養感が得られないとき、睡眠時無呼吸のような睡眠障害や、ほかの病気が隠れていることがあると書いています。そして、ガイドの方法を試しても改善しない場合は、医師に相談するよう勧めています※3。

私のように「ほぼ毎日だるい」状態が続くなら、道具を増やす前に、一度相談の線も頭に入れておきたいところです。

眠りそのものの仕組みを知りたいときは、スタンフォード大学の睡眠研究者が書いたスタンフォード式 最高の睡眠があります。この章で触れた「眠りの質」を、眠り始めの90分に注目して一冊で扱っている本です。


50代が最初に1つ買うなら?疲労回復グッズで私が勧めるのは電動の腰マッサージ器

疲れの場所を書き出し、区分と説明書を見て選び、だるさが続くなら医師に相談。最初の1つは電動の腰マッサージ器

50代の人が最初に1つだけ疲労回復グッズを買うなら、私が勧めるのは電動の腰マッサージ器です。 国の調査でも、腰痛は男女とも自覚症状の1位でした。買うときは、家庭用電気マッサージ器として医療機器の表示があるかを確かめ、取扱説明書を読み、カバーが破れたら使わないことを守ってください。

インタビューで「50代の人が最初に1つだけ買うなら?」と聞かれて、私はこう答えました。

腰マッサージ電動タイプ

ここまで書いてきた4種類の中から、1つだけ選ぶなら電動の腰マッサージ器です。

数字で見ても、腰は多くの人が悩んでいる場所です。2022年の国民生活基礎調査で、腰痛は男性で人口千人あたり91.6人、女性で111.9人と、男女とも1位でした※1。

買う前に確かめること

確かめること なぜ
「家庭用電気マッサージ器」「医療機器」の表示 家庭で使う医療機器だから※2
取扱説明書の「使ってはいけない人」 自分が当てはまらないかを先に知るため
カバーが外れにくく、破れたときに替えられるか 破れたまま使うと危ないから※2
1回に使う時間の目安 説明書の時間を守るため

まとめ:疲労回復グッズを4種類で選ぶ

疲労回復グッズは飲む・塗る・押す・電動の4種類。まず疲れの場所を書き出し、最初の1つは電動の腰マッサージ器

最後に、この記事で書いたことを並べます。

  1. まず疲れの場所を書き出す。 私は首・腰・肩・目・寝ても取れないだるさだった
  2. 飲むものは、箱の区分(医薬品か医薬部外品か)を見て買う
  3. 塗る・貼るものは、説明書の「使用上の注意」を読んでから使う
  4. 押す・伸ばす道具は、ゴムや樹脂の傷みに気をつける
  5. 電動のマッサージ器は医療機器。カバーが破れたら使わない
  6. 寝ても取れないだるさは、睡眠を見直し、続くなら医師に相談する
  7. 最初の1つなら、私は電動の腰マッサージ器を勧める

私が今も続けているのは、飲む・塗る・押す・電動の4種類すべてです。やめたものは、壊れたり傷んだりしたものでした。

※この記事は、筆者が自分で買って使ってきたものの記録です。効き目には個人差があります。医薬品は用法・用量を守り、持病のある方や薬を飲んでいる方は、医師・薬剤師・登録販売者に相談してください。痛みやだるさが続くときは、医療機関を受診してください。


出典

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