金(ゴールド)投資とVOO、選び方のポイントはここ!
「投資を始めたいけど、ゴールドとVOO(S&P500)ってどっちがいいの?」と悩む方はとても多いです。特に2025年のように景気の先行きが不透明な年は、初心者ほど判断が難しいですよね。私自身も初めての投資はゴールドとVOOのどちらから始めるべきか、何度も調べて悩みました。
価格の安定感 vs 成長性|ゴールドとVOOの基本的な違い
ゴールド(金)は「有事の金」と呼ばれるほど、世界情勢が不安定な時に価値が上がりやすい安全資産です。一方、VOOは米国株式の中でも超優良企業500社に投資できるETFで、長期成長が期待できます。
ここで大きな違いになるのが、「利益の得られ方」です。金(ゴールド)は価格の上昇でしか利益を得られませんが、株式指数(例:S&P500)に連動するETF(例:VOO)は**価格の上昇+分配金(配当)**の両方がリターンになります。
たとえば、2001年〜2024年までの23年間で見ると、ゴールドは約7倍、S&P500(配当込み)は約9倍に成長しています(※年平均リターンで見ると金が約8.4%、S&P500は約9.7%)。
つまり、安定を求めるなら金、成長と配当を狙うならVOOという考え方が基本になります。
2025年の相場見通しから考える|今後の金とS&P500の展望
2025年は米国の利下げ観測が強まっており、景気減速も一部で懸念されています。こうした局面では金価格が上昇しやすく、株価(VOO)は一時的に軟調になることも。
ただし、長期で見ればVOOは企業の成長に支えられて回復する可能性が高いです。短期の防御力=ゴールド、長期の資産形成=VOO、という住み分けが効果的です。
初心者におすすめなのはどっち?少額から始める投資術
「いきなり大きな金額は不安…」という方には、どちらも少額投資から始められます。
- ゴールド:純金積立なら月1,000円〜OK
- VOO:つみたてNISAを活用すれば、月100円から投資信託でS&P500に投資可能
私も最初は楽天証券でつみたてNISA口座を開き、S&P500連動の「eMAXIS Slim米国株式」に月3,000円から始めました。約2年後、含み益が15%ついていて驚きました。
よくある失敗に注意!金とVOO投資で陥りがちな落とし穴
投資初心者が陥りやすいのは、「とにかく話題のものに飛びついてしまう」ことです。ゴールドもVOOも優れた資産ですが、選び方を間違えると失敗につながります。
「金はずっと安全」は本当?値動きの荒さに注意
ゴールドは「安全資産」と言われますが、実は短期的には価格変動も激しいです。2011年に史上最高値をつけた後、数年間で約30%以上も下落したことがあります。
初心者は「金はずっと上がる」という思い込みを捨て、あくまでポートフォリオの一部として活用するのがおすすめです。
「VOOなら大丈夫」は思い込み?リーマンショック級のリスクも
VOOのようなインデックス投資は、長期では強いですが短期では暴落のリスクもあります。実際、2008年のリーマンショックではS&P500が約40%下落しました。
大切なのは、「短期で売らずに持ち続ける覚悟」と「生活防衛資金を確保すること」です。投資は“余裕資金”で行いましょう。
「流行ってるから買う」は危険!投資の目的と期間を明確に
「インフルエンサーがVOO推してたから」「金が上がってるらしい」…そんな理由で投資すると、価格が下がった時にすぐ不安になります。
私も最初は不安で何度もやめたくなりましたが、「1年後の自分のためにおしゃれ代を作る」と目的を定めてからは迷わなくなりました。
投資は目的と期間を明確にして、「自分軸」で選ぶことが成功の鍵です。
2025年におすすめ!注目の金・株投資商品ベスト3
「で、結局どれを買えばいいの?」という方のために、2025年に初心者でも始めやすい金・VOO関連商品をご紹介します。
金(ゴールド)投資のおすすめ商品・ETFはこれ
- 純金積立(田中貴金属・楽天証券など):月1,000円〜OK。現物に近い投資で安心感あり。
- GLD(SPDR Gold Shares):米国ETF。金価格に連動。円高に注意。
- 純金地金(現物):リスクヘッジに◎だが、保管場所や手数料に注意。
VOOを含むS&P500連動商品のおすすめ比較
- VOO(バンガードS&P500 ETF):経費率0.03%。米ドルで運用。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):つみたてNISA対応、日本円で購入可。
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド:コスト低め、SBI証券ユーザーに人気。
金+株のハイブリッド投資!バランス型商品も選択肢に
分散投資を意識するなら、ゴールドと株式両方を含むバランス型ファンドもおすすめ。
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド:世界株+債券の分散型
- 楽天インデックスバランス(均等型):株50%、債券50%の安定型
こうした商品なら、リスクを抑えながら長期的に資産形成が可能です。
投資は知識がないと怖いもの。でも、「知れば不安が安心に変わる」ものでもあります。
どちらを選んでも正解。大切なのは“自分の未来にワクワクできる投資”を選ぶこと。
あなたの一歩が、将来の安心や自由なライフスタイルにきっとつながります。
今日が、その第一歩になりますように。
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