時間は未来から過去に流れる？驚きの時間概念と未来思考の重要性

私たちは通常、時間が過去から未来へと直線的に進むと考えています。でも、「時間は未来から過去に流れている」という逆転の発想を知っていますか？この新しい時間の捉え方を知って、私は目の前がパーッと開けたような感覚になりました！なのでこの考え方を共有します。

時間は未来から過去に流れている？

最近、「時間は未来から過去に流れている」という考え方を知りました。今まで、時間は過去から未来へ進むものだと思っていましたが、実は逆なのかもしれません。この考え方を深掘りしてみましょう。

時間は空間の座標の一つ

私たちは3次元空間に住んでいると思っていました。そこに時間が加わった4次元はドラえもんのポケットの世界。タイムマシンの世界だと思っていました。

ちなみに3次元は学校の数学で習ったXYZの軸、縦、横、奥行きの世界。

でも、待ち合わせをする時、時間を決めなければどこで会うかも分かりません。つまり、時間は空間の一つの座標のようなものと考えることができます。これは「時空連続体」という概念で、時間と空間は切り離せないものであることを示しています。

例えば、映画のフィルムを想像してみてください。フィルムの一コマ一コマは独立していますが、映写機で再生すると連続しているように見えます。これと同じように、私たちは一瞬ごとに生まれては消えているものの、それを連続した時間として認識しているだけなのかもしれません。

過去は存在しない？

「過去はどこにある？」と聞かれると、答えに詰まるかもしれません。実際、過去というものは現在の記憶や記録の中にしか存在しません。つまり、過去は実体として存在せず、現在に影響を与えているのは「未来」なのかも。

例えば、川を流れるボールを考えてみて下さい。川上から赤いボールが流れてきて、自分がそれを拾ったとします。その後、青いボールが流れてきました。この時、「赤いボールを拾ったから青いボールが流れてきた」と考えるのはおかしいですよね。実際には、川上の誰かが青いボールを投げたことが原因で、それが流れてきただけ、自分が赤いボールを拾ったかどうかは関係ありません。

この考えを時間に当てはめると、過去の出来事が現在を決定するのではなく、未来の出来事が現在に影響を与えているということになります。

また、現在何かしてもしなくても時間は勝手に流れていきます。過去や現在に関係なく、未来はやってきます。

どうすれば望む未来がやってくるの？

では、どうすれば望む未来を引き寄せられるのでしょうか？それが一番知りたいですよね。それには、「未来のゴールを強く思い描くこと」が重要だと言われています。これは、量子力学や阿毘達磨哲学（仏教の理論）でも説明されています。

例えば、「将来こうなりたい」という目標を強くイメージすると、その未来が現在に影響を与え、選択や行動が変わります。原始人が罠を仕掛けて鳥を捕まえようとするのと同じように、未来を引き寄せるためには、目標を明確にし、それに向けた準備をすることが大切で、人類には「思考」という能力が備わっているので文明が発展してきたのかもしれません。

プロ野球選手のイチローも「小学校の頃は近所のおじさんに、”あいつ毎日練習してプロ野球選手にでもなるのか”と笑われた」と語っていました。でもプロ野球選手になることを強くイメージし続けて実現した。プロ野球選手になるときに、「プロになってもやっていける人は少ないからお前も無理だ」と親戚のおばちゃんに言われたそうです。でもその後、日本で7年連続首位打者になった。

それだけの実績を作っても、メジャーリーグで首位打者になりたいと言ったらまた無理だと笑われた。その後、メジャーで2回首位打者を達成した。

可能性のある未来は無数に存在しており、どの未来を選ぶかは自分の思考と行動によって決まります。だからこそ、未来を決めることが、現在を決めることにつながるのです。

苫米地英人博士によると、過去は未来に何の影響も与えないそうです。大切なのは、「実現したい未来の臨場感を高めること」だけだといいます。未来の自分をリアルに思い描き、その未来に向かって努力することで、臨場感がより高まります。だからこそ努力は重要ですが、それ以上に思考が重要なのです。思考が未来を決定し、現在の行動を導く鍵となります。

また、身近な親や友達ほど、変わろうとする自分の足を引っ張る”ドリームキラー”になります。本気で心配してくれてるだけに厄介なのですが、現実世界のノイズに耳を傾けず、実現したい未来の臨場感を高めることが重要だと言います。